溜息は「ほろほろ」とおちる

◆合唱部(ただし伴奏専門)

◆好きな食べ物：誰かが作ってくれた料理

　苦手な食べ物：牛乳

◆得意教科：英語

　苦手教科：国語

◆誕生日：5月9日(誕生花：シロツメクサ)

一人称：俺　二人称：あんた、君、にいちゃん、とうさん

基本的にはしっかり者の優等生。少しぼんやりしてるところがある。自由人かつ天才の父と兄を持つ苦労人。家事全般を一通りこなせる。

父と兄がパソコン一辺倒な中、母親に教えられたピアノをずっと続けている。それなりに弾けるという程度。それなりに友達付き合いはある。バレンタインで異性の友達からなんとなく2，3個義理チョコをもらえる感じ。

牛乳を飲むと腹痛になる。身長を伸ばすのは諦めている。

父や兄のように将来の職に明確な指針はないので、実家から通える範囲の大学にとりあえずの進学を目指している。心情の理解に若干のずれがあるため国語が苦手だが、大学に行くのなら英文学の方面に進みたいのでなんとか克服したい。

初恋がない、というほど情緒がないわけではないが、告白などもせず、相手が別の相手と付き合うのを見届けて諦めている。

ホラーなどは怖がるというよりびっくりするのが嫌らしく、小説などで読む分には平気。国語は心情問題の関係で苦手意識が強いだけなので本などは結構読む。

音楽はクラシックが中心だがロック系も割と好き。イヤホンよりヘッドホン派。

父と兄からはそれなりに溺愛されてはいた。しかし2人とも志津が面倒をみる形だった上、2人の溺愛の仕方が「だいすきだよ！何か欲しいものはある？して欲しいことは？なにか欲しくなったらすぐ言ってね！」という物質的なものであったため承認欲求は「2人の面倒を見ている」という自己補完で満たしてきた。よくぐれなかったな。自制心は強い方。

表情は割と豊か。父と兄に比べてそんな整った容姿ではないと考えてる部分でやや容姿コンプレックスがある。じと目。

◆棚橋志津のメンタリティ◆

父と兄2人がそれぞれ好きなことをしているため志津自身は実家で一人暮らし。二人のような才能がない代わりに家事全般をこなしており、2人の面倒をずっと見る側だった。よくもわるくも注目されがちな父子の影に居続けた子。父が海外へ赴任する時に兄をおいて家を守ってほしいと言われたことが誇らしいと同時に傷になっている。「お前は一人でもなんでもできる子だからね」と言われたのが重かった。なんでもできるけど、ひとりはさびしいってことに気付いてもらえなかった。

二人の影に隠れつづけたせいで自分が消えていく感覚を持っている。自分を見てくれる人なんていないと根っこで思っているせいで、自分が特別視されるという事態はあり得ないと考えている。そういった行動をされた時に何が目的か分からない。

基本的にその他大勢の一人だと考えている。親友という立ち位置を得ていても、自分と同じように相手と付き合っている人間が何人もいた上でのことだろう、と考えている。

■ストーキングについて

自分がそれらしいことをされている自覚はあるが、自分が特別視されてのことだと思えないため、何の目的なのか図りかねて静観している……というのが表向き。理由が分からないものの自分を見ているような行動に依存しかけていて止めることが出来ないし、あまり否定的なことを言えない。一方で自分を特別だと思っていると考えたあとにそれが覆るのを恐れているため、そのへんの自身の心情的なことは考えたくない。


■願望

被束縛願望。自分が何をしなくても無条件に必要とされることを望んでいる。父と兄の面倒を見て、それをアイデンティティにしている部分があったが、一方でそういったことをしない・できない自分は必要とされないのではないかという不安がある。家族がばらばらになったことでアイデンティティが崩壊しかけているのでそこを埋めたい。何でもできるからと1人にされたことなどがこれを加速させている。

父：棚橋唯(48)　プログラマ他諸々。電子情報の分野で秀でた研究者。今は外の国の大学で色々研究したり教えたりしている。

兄：棚橋佐和(23)　プログラマ。唯の血を強く継いでいる。男の娘。絶食系男子。在宅でソフトを作ったり仕事を請け負ったりしている。得意料理はオムライス。

母：棚橋時雨(45)　不在の母。音楽の教師。